String#unpack!の続き。
普通はStringが処理できれば問題ないんだけど、時にはIO(と言うかファイル)を直接パースしたい時がある。特にファイルだとサイズが巨大で、事前に全部読み込んでおくのが現実的でないこともあるし。
ここで問題になるのが、pack文字列の中には読んでみないとデータ長が確定しない場合があること。なので、事前にpack文字列をパースして、判るならば読み込み長を事前に計算する実装にしてみた。以下ソース。
長さがわからなったら、packして実際のデータ長を求め直してからseekするという富豪設計。ちなみにSTDINとかのtellやseekがエラーになるストリームでは使えないので注意。
本来unpackで消費するバイト数が取得できたり、unpack時に1バイト取ってくる動作をカスタマイズできたりすれば、こんなゴマカシは必要ないわけで。この辺はRubyの入出力周り、とくにIOが安易にunixのファイルに準拠した仕様になっている弊害だと思う。
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